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導入事例の営業・マーケティング活用

商談・メール・提案資料への展開

この記事の内容
  1. 商談の段階と、顧客の疑問を合わせる
  2. メールには、送る理由を添える
  3. 一つの記事を、提案資料の一ページへ展開する
  4. 営業が探せる、事例の一覧を用意する
  5. セミナー・メール・事例集へ広げる
  6. 使った後に、何が役立ったかを聞く

制作した導入事例は、Webサイトに掲載するほか、商談前の案内、比較検討の補足、社内説明の資料にも使えます。ただ、営業へURLを共有するだけでは、どの顧客に送ればよいかが分からないままになりがちです。

相手がいま確かめたいことに合う事例を選び、読む理由を一言添える。同じ記事でも、使う場面に合わせて届け方を変えます。

相手の疑問に合う事例を、読む理由と一緒に
  1. 商談の疑問

    比較条件、定着、導入の負担

  2. 事例を選ぶ

    同じ課題や条件の経験を探す

  3. 資料を届ける

    参考になる箇所を一言添える

商談の段階と、顧客の疑問を合わせる

  1. 商談前

    相手が知りたいこと
    自社と似た課題に対応できるか
    使う事例・見せる箇所
    業種や業務が近い事例の、導入前の課題
  2. 比較検討中

    相手が知りたいこと
    何を基準に選べばよいか
    使う事例・見せる箇所
    比較した条件、試用、選定の決め手
  3. 社内説明・稟議

    相手が知りたいこと
    現場で使えるか、導入の負担はどの程度か
    使う事例・見せる箇所
    移行、運用、社内調整の工夫
  4. 導入後の相談

    相手が知りたいこと
    さらにどんな使い方ができるか
    使う事例・見せる箇所
    利用範囲を広げた経緯や定着の工夫

同業種というだけで送るより、悩んでいる仕事が近いかを見ます。業種が違っても、拠点ごとの情報共有や、少人数での運用など、条件が共通していれば参考になる場合があります。その共通点を営業側から伝えます。

メールには、送る理由を添える

「事例をお送りします」だけでは、相手は記事を開くまで自分に関係があるか分かりません。商談で話した疑問と、読んでほしい部分を短く添えます。

商談後の紹介文例
本日ご相談いただいた、業務への影響を抑えながらクラウドへ移行する方法について、参考になる事例をご紹介します。
検証環境で動作を確認し、利用部門と切り替え時間を調整した経緯が掲載されています。「移行前の準備」の箇所を、貴社での作業日程を考える際にご参照ください。
導入事例:〇〇(URL)

架空のクラウド移行事例を紹介する文例です。実際に送る際は、記事に書かれた内容と相手の相談に合わせます。システム構成や停止できる時間が違う場合も、その違いを踏まえて参考になる箇所を伝えます。

一つの記事を、提案資料の一ページへ展開する

Web記事をそのまま小さく貼り込むと、商談では文字を読めません。一ページにする際は、今回の提案と関係する情報を選びます。

営業用要約の構成例 / 架空の事例

動作検証と部門調整を経て、クラウドへ移行

対象
社内サーバーの更新を控えた、部品メーカーの情報システム部門
課題
少人数でハードウェアの保守を担っており、更新後の運用体制にも不安があった
選定理由
既存アプリケーションの動作を検証でき、移行後の保守範囲も確認できた
導入の工夫
検証環境で動作とバックアップからの復旧を確認し、利用部門と切り替え時間を調整した
変化
移行したサーバーのハードウェア保守を社内で担う必要がなくなった。アプリケーションの管理は引き続き社内で担当している

要約しても、効果の対象範囲や条件は残します。コメントを抜き出して意味が強くなっていないか、別資料への掲載が認められているかを確認します。詳しい記事を読めるURLやQRコードも添えられます。

営業が探せる、事例の一覧を用意する

営業が必要な事例を探すとき、制作日順だけの一覧では見つけにくい場合があります。業種、規模、課題、導入製品、使える場面の項目を付けます。

一覧の項目 記入する内容
顧客・業種 記事の対象企業と主な業種
課題 少人数運用、拠点間共有、既存環境との連携など
商談での使いどころ 定着への不安、比較条件、社内説明など
用意している形式 Web記事、PDF、一ページ要約
最終確認日 製品や掲載情報を見直した日

まずは共有表に、記事と「どんな相談に使えるか」を記入する方法でも始められます。営業が普段使う言葉を項目や説明に取り入れると、制作に関わっていない担当者も探しやすくなります。

セミナー・メール・事例集へ広げる

セミナー後なら、その回で扱った課題に近い事例を紹介します。メールでも、すべての相手に最新記事を一斉に送る方法だけでなく、関心に合う事例を選ぶ方法を考えます。

同じ課題について複数の事例があるなら、事例集として比較できる形にまとめられます。一方、広告やLPにコメントやロゴを転用する場合は、記事掲載とは別に利用範囲を確かめます。

使った後に、何が役立ったかを聞く

「送ったか」だけでなく、どんな質問が返ってきたか、説明が進んだ箇所、まだ足りなかった情報を営業に聞きます。閲覧が多い記事と、商談で選ばれる記事が同じとは限りません。

活用の記録から、「運用担当者の話が足りない」「移行の説明を補いたい」など、次に作る事例のテーマも見えてきます。数字と営業の声を組み合わせる方法は、導入事例の効果測定で解説しています。

文・編集:株式会社アークタンジェント

IT・BtoBの導入事例、取材記事、営業資料、ホワイトペーパーなどを企画・制作しています。

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取材先や内容が決まっていなくても、ご相談いただけます。商材、読んでほしい方、Webや営業資料などの使い道を伺い、必要な工程と費用をご案内します。

制作例をご希望の方は、業種や用途を添えてお問い合わせください。ご案内可能なものから、担当した工程とあわせてご紹介します。

ご相談先:株式会社アークタンジェント